初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

俺たちは全員、交番の中に入っていった。そうすると後ろで仁美さんと静香さんがお互いに挨拶をしていた、そして仁美さんのお腹を静香さんは触っていた、そうすると咲子ちゃんも触りだした。多分、妊娠3ヶ月だときいたので興味本意で触ってみたんだろうと俺は思った。 さすがに七人の大人と一人の子供が入ると交番の中はかなりぎゅうぎゅう詰めになっている。 冬なのになぜか部屋の中が暑く感じるほどでお巡りさんが「これを見てくれるか。」と言ったのでみんなは同じところに注目してしまい、お互いの顔を近づけすぎて暑苦しくなってしまった。 おれは、我慢してお巡りさんの資料をみてみると調書のようだ、大分、古そうに見える、紙の色が黄ばんでいるようだ、これが咲子ちゃんとどんな関係があるか、一瞬わからなかったが名前、住所、生年月日見ると驚きを隠せないほど驚いた。俺とお巡りさん以外は生年月日は知らなかったので驚かなかったけど古い調書の生年月日がまったく咲子ちゃんが言っていたのと一緒だったのだ。写真が挟まっていたのでみてみるとみんなは声をあげてしまうほど驚いてしまった、 少し色落ちがしていたが写っていた人物は間違いなく咲子ちゃんだった。