初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

交番についたらお巡りさんは急がしそうしていた、迷子ですと言ったもののあまり相手にされなかったが少し落ち着いたのか、こちらの方に対処し始めた、「どこにいたの?」と言われて「神社です」と答えて連絡先を聞かれたので代表で俺が教えることにした、その間にも憲一と孝介は咲子ちゃんと仲良く遊んでいた、それがすごく羨ましく一緒に遊びたかったのでお巡りさんの調書に付き合うのがすごくいやだなと思った。 調書が終わるとお巡りさんは「その子は預かるから君たちは家にかえっていいよ、協力ありがとう」と言われたけど俺はもっとこの子と一緒にいたいと思って思いきって「もしよければ俺の家で預かりましょうか」と自分でも驚くほど意外な言葉が出た、憲一と孝介もその声が聞こえたらしく驚いていた。 お巡りさんもそんな答えが帰ってくると思わなかった顔をしたが「実はさっき神社でひったくりがあっていそがしいから悪いけど任せていいかな」と言われた、本来なら許可されないことだがこのお巡りさんとおれの父親は顔見知りであのときの咲子ちゃんの捜索で仲良くなったらしくおれの名前をみて信用できると思ったらしい、とにかくこの子を俺が預かることになった。