初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

携帯がかかってきた、どうやら婚約者のようだ。俺は夜空をみて心の中で咲子ちゃんに呼びかけた、咲子ちゃん、俺は明日、結婚するよ、結婚する人は咲子ちゃんが知っている人だよ、誰だかわかるよね、ずっと見守っていてくれているんだから。この人は俺の中に咲子ちゃんがいる事を認めた上で結婚してくれるんだ、でも咲子ちゃんに悪いけど今は咲子ちゃんより婚約者の方を愛しているかもしれない。だからって手紙通りやきもちを妬いて幽霊として出てこないでね、出てくるなら俺の夢の中で出てきて祝福してくれ。そして俺は携帯をとって電話にでた。