初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

お父さんと一緒に交番に向かうことにした、お母さんもそこにいるらしい。
交番に向かう途中でたくさんの人から声をかけられていた、私が思っているよりも事態は大事になっていたようで町中の人が探してくれたみたいで私は申し訳なかったという気持ちで一杯になってしまっていた。 交番に着くとお母さんが私を見た途端に泣きながら抱き締めてきた、お巡りさんも安堵の顔をしているのがわかった、しかもこのお巡りさんは未来で私とお兄ちゃんが世話になったお巡りさんだ、まだ全然若いが顔はあまり変わっていなかった、この人がいなかったら未来でお兄ちゃんが誘拐犯にされるところだったのだ、この人も私の願い事を叶えるのに貢献した人だ、私は母が抱き締め終わってからお巡りさんにお礼を言ったそして「ずっとここで頑張ってください。」と言ったらお巡りさんはよくわからない顔をしたが頭を撫でながら「がんばるよ、本当によかった。」と言って喜んでいた。 お母さんが私の方をみて体の周りを調べ始めていた、誘拐されたと思っているようだ、お父さんも心配そうに見ていたがお巡りさんが「とりあえず、家でゆっくりしてください、私が一晩護衛をしますんで」と言った。