初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

警官は俺と咲子ちゃんの会話を聞いていて少し戸惑っているように見えたが、咲子ちゃんの実家の住所を咲子ちゃんから聞き出そうとしたが咲子ちゃん本人ははっきりとはわからなかったようだ。 それもそのはず、わかれば俺も実家に連れていかずとも俺の実家の交番の警官が連れていっただろう、仕方がない、警官に咲子ちゃんの住所のメモを渡そう、これで連れていってもらうだろうと思う。いや待てよ、もしかしたら実家の警官なら俺たちのことを知っているのではないか、俺は解放されるかもしれない。 俺は警官に声をかけようとしたら電話が鳴り出した、その電話に警官はでた、しばらくして電話を切ると警官は俺に「すまないね、君の実家の交番の警官から電話があって事情を聞いたよ、本当にそんなことがあるんだな、疑って悪かった。」と謝ってきた、俺は警官に「実際のところは僕自身も信じられないでいる状態ですが、この子がタイムスリップしてきたと考えるとつじつまが合うんですよ。今から実家に行くのはそれを確かめるためにいくのですが一緒にいきますか?」と言ったら警官は「送ってやってもいいが君のガールフレンドに嫌われたみたいだからやめておくよ。」と言った。