初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

後ろのドアを出たらすぐにトイレがあるかと思っていたがもう一つ隣の車両だった。トイレについたら、空いていたので咲子ちゃんは急いで入っていった、俺は暫く待つことにした。 すると終わったのか、出てきて咲子ちゃんはおれに「トイレのお水を流すところがわからない。」と言ってきたので、かわりに押してあげようと中に入ろうとしたら咲子ちゃんが俺に「中には入らないで、場所だけ教えて。」と言ってトイレのドアの前で手を横に伸ばして中を見れないようにしたので、俺はトイレを除き込むようにして水を流すボタンかレバーを捜して見つけたので、指を指して教えてあげたらトイレのドアを閉めた。 そして水を流した音がして咲子ちゃんがトイレからでてきて俺に「レディのトイレをしたあとは見ないで下さい、恥ずかしいです。」と言ったので俺は「ごめんね、なんか無神経だったね。」と言った。 この年頃の女の子もあまりトイレに入るところを見られたくないのだろう、ましてや男だったら、尚更なんだろう。 俺と咲子ちゃんは席に戻ることにした、トンネルに入ったのか、窓から出ていた光がなくなった、咲子ちゃんは耳がいたいのか急に耳を塞ぎだした、俺は平気だった。