舞ちゃんはまだ俺に未練があるようだ、静香さんが言っていた通りだった。 俺はふられたのだが、また戻りたいとは今は思わない、ふられた当初ならそうしたんだろうけど、今は咲子ちゃんが本気で好きだから舞ちゃんには申し訳ないがもし、よりを戻すなら断らないといけない。 舞ちゃんは俺に「早く行かないと電車がなくなるよ、××市は新幹線でつく駅ではないから乗り換えないといけないわよ。」と言われた、さすが駅員である大体の駅は把握しているみたいだ、俺は咲子ちゃんとホームに向かうことにした、そして少し舞ちゃんと距離をおいてから俺は舞ちゃんに「いろいろ世話になったね、本当にまたお礼をするよ。」と言ったら舞ちゃんは「お礼はいらないわ、隣のかわいい彼女がまたやきもちを妬くよ、はやく実家に連れて行ってやりなさい。」と言って咲子ちゃんに「そうちゃんをよろしくね。」と言ったら咲子ちゃんが「わかりました、お姉ちゃんありがとう。」と言って手を振った。 そして俺たちはホームに走っていった。 舞ちゃんが「また、よりを戻したかったんだけど、まさか小学生に負けるとは思わなかった、でも何か吹っ切れたわ、さよなら、そうちゃん。」と呟いた。
