初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

それを見ていた、舞ちゃんが笑い出して俺たちに「仲がいいよね、恋人同士みたいだね。」と言ったら咲子ちゃんが「そうよ、私の彼氏だよ。」と言った、すると舞ちゃんは「そうなんだ、私はお邪魔みたいだね。じゃあ、お幸せに。」と言って去ろうとした舞ちゃんを俺は「待ってくれ、何で咲子ちゃんがいる場所がわかったんだ、俺は結構探したが、こんな場所に隠れているなんてよくわかったな?」と聞くと舞ちゃんは「それはね、私はこの駅の駅員よ、迷子や子供を叱ったら飛び出していなくなることが多いから大体、みんながいる場所は限定されるのよ、特に叱って飛び出した子供は見つからないように隠れるから、最初は苦労したけど隠れる場所が少ないから最近は簡単に見つかるのよ。」と俺に言った。そして舞ちゃんは俺と咲子ちゃんをみて「立派にお父さんやってるみたいだね、そうちゃんは子連れと結婚したの、それとも子連れの彼女かな、静香には彼女はいないと聞いていたんだけどなー、でも女の子の名前が咲子ちゃんなんて偶然かしら、あなたの初恋の女の…」と言いかけて俺は舞ちゃんの口を俺の手でふさいだ、よけいことは言わないでほしかった、かなり危なかった。