初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

俺は舞ちゃんが教えてくれた場所に向かった、さっきパフェをたべた喫茶店からそんなに離れていない場所のようだ。その場所についた、改札口の近くのコインロッカーの隅の柱との間に隠れていたようだ、そこには子供が一人座れるか座れないかの場所で窮屈で埃っぽく暗い場所だ。奥が深いためよく見ないとわからない場所だ、俺はそこまで探していなかった。
俺は咲子ちゃんに「ごめんね、お兄ちゃんが言い過ぎてしまった早く出ておいで。」と言ったら咲子ちゃんは「私の事を嫌いになったでしょう、私の方こそごめんなさい。」と言って出てきたので俺は「嫌いになるわけないじゃないか、ごめんよ。」と言ったら咲子ちゃんが抱きついてきた、それを俺は暖かく包むように抱き締めた。 俺は舞ちゃんにお礼を言わなければいけないが、なぜすぐに見つかったかわからないのでお礼と一緒に聞いてみることにした、俺は舞ちゃんに「本当にありがとう、助かったよ、何てお礼を言っていいのかわからないよ、こんどご飯でもご馳走するよ。」と言ったら足を誰かが踏んだ、咲子ちゃんだった、そして俺に「どさくさに紛れてナンパしないで、もう一回ふんでやる。」と言ってまた足を踏まれた。