青い絆


そんな日が一年続いた

少女は中学二年生、弟は一年生になった
そして
弟叔母の家に養子として家を出ていったのだ

弟が出ていったのは、少女のせいだと両親は激怒した
毎日両親は少女に殴り蹴りの暴行をした
少女の心と体はボロボロになった

そんなある日、近所の人が家の様子がおかしいと
警察に連絡したのだ
両親は警察に捕まり、少女は祖父に引き取られた

祖父に引き取られた少女は、笑うことも泣くことも、
声を発することもなかった
そんなときある男二人が祖父の家を訪ねて来た

「晃さん!久しぶり!元気してた?」

「昴うるさい。晃さんお久しぶりです」

「昴は相変わらずじゃの。海翔どうにかせい」

「手に負えません」

「ん?」

昴と言う男が少女の存在に気付いた

「晃さん、あの子だれ?」

「わしの孫じゃ」

「孫!?晃さんに孫いたの!?初めて知ったんだけど!?」

「わしにも孫の一人や二人おるわい」

昴は少女に近づいきしゃがみこんで目線を合わせる