青い絆


父親はそんな少女に話かける

「お前がやったのか?」

少女は答えない。声が出ないのだ。

「どうなんだ!!」

そんな父親の怒鳴り声に少女はビクッとようやく反応を
示す。そしてゆっくりと話し出す。

「ケ、ケンカして、それで、気付いたら、血が…」

はっきりしない少女両親の怒りは大きくなるばかりだ。
少女は必死に伝えているつもりだ。

「お前はお姉ちゃんだろ!何で優しくできないんだ!」

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

そして少女は母親の言葉に傷つき闇に落とされた。

「あんたなんか生まなきゃよかった」

「バケモノ!!」

生まなきゃよかった、バケモノ。この言葉は少女を
気付つけるには充分だった。

次の日から両親は少女への態度を変えた。
少女はそれに耐えられなくなり、部屋に閉じこもるように
なった。
そんな少女に弟は、毎日ご飯を置いたり話しかけたりしていた。

「姉ちゃん、ご飯置いとくよ?」

「姉ちゃん、今日学校でね」

それでも少女は反応しなっかた。