事件は無事解決した

警察の中に証拠を隠した人がいた。

理由は自分の息子がこの暴行事件の頭だったからだ。

警察官の息子という立場を利用しての犯行
親が警察官なら自分が何をしても、証拠は消してもらえる。

そんな考えから今回の事件が発生した。

息子も息子だが、父親も父親だ。

息子が犯した犯罪を叱りもせず、証拠を消す。

そんな父親に息子は叱って欲しかったのではないだろうか?







「今回の事件はそこまで大きくなかったな」

「そうだね。でも、毎回毎回大きな事件だと困るけどね」

「腹減ったー!蓮!ラーメン食いに行こうぜ!俺の奢りで!」

「そうだね。お腹すいたかも。いいよ、食べに行こ!それと、奢らなくていいからね!」

「何でだよー!そこは素直に奢られとけよ!」

「じゃあ、俺に奢って~」

「やだ」

そんな話をしながらラーメンを食べに向かった













「大変なのはこれからだよ?


蓮ちゃん?」


この時、まだ気づかなかった。
これから迫りくる闇に



奴の姿に