「あ、あれ!?僕いつの間にこんなところに!?」
「ごめんね、君にちょっと聞きたい事があるんだ」
「あ、あの誰ですか?」
「んー、名前は名乗れないから探偵とでも言っておくよ」
「はぁ、それで探偵さん達は僕に何の用ですか?」
探偵で納得してくれたんだ。その方が助かるけど
「君の名前は林彰君で間違いない?」
「はい。そうですけど」
「それじゃあ、林君今指輪持ってる?」
そう、彼の指輪は今あたし達が持っている。
これで彼が持っていなければ、犯人は彼になる
「ゆ、指輪ならありますよ?ほら」
そう言って彼はあたし達に右手を見せてきた
「っ!!」
そこには確かに指輪があった。
「陽介、どういうこと?」
「……」
陽介は慌てるどころか、冷静に何かを考えている。
「林君、その指輪は学校で外す事はある?」
「えっと、体育の時は邪魔なので外して、制服のポケットに入れておきます」
「そう、ありがとう。いきなり変な事を聞いてごめんね。この道を真っ直ぐ進めば大通りに出るよ」
「は、はい!」
林君は一礼して、大通りの方へ向かった
「陽介どういう事だ。あいつ指輪持ってたじゃねぇか」

