もう抵抗するのも疲れた…
「あはは、蓮ちゃん遥斗のお気に入りだね!」
「陽介笑い事じゃないよ」
「まぁ、嫌われるよりいいと思うよ?ね、遥斗」
「ああ、蓮は何て言うか妹みたいで目が離せない」
い、妹って。あたしそういう柄じゃないんだけど
「プッ!妹だってよ!あいつが!」
「嬢ちゃんはどっちかつうとお姉さん系だよね~」
「南、それはあたしを馬鹿にしてる?」
「あ?してるに決まってんじゃねぇか!」
こいつムカつく
あたしはそっと目を閉じた。そして再び目を開けると青い目に
「おま、なにする気だよ!」
南の慌てた様子を見てあたしはニコッと笑う
そして
「南、転けろ」
あたしがそう言うと、南はあっというまにカーペットの上に転がっていた
「てめぇ!言霊使いやがったな!」
「南うるさいよ?次余計な事言ったらどうなるか、分かるよね?」
あたしは優しく微笑む
「っ!」
その微笑みは決していいものではなかった
そしてこの部屋にいた誰もが思った
この中で怒らせて一番危ないのは蓮だと…

