湊君は離れる気はないらしくあたしにくっついたまま、みんなが座るソファーに向かう
「蓮ちゃん、飲み物はオレンジジュースでいい?」
「うん。ありがと」
隣を見るといまだあたしの腕を離さない湊君
正面を見ると少し、いやかなり怒ってる秋がいる
「秋何か怒ってる?」
「別に怒ってない」
いや、あきらか怒ってんじゃん
「てか、何で三人とも授業出てないわけ?」
「はい、オレンジジュース。そっか蓮ちゃんには言ってなかったね。この学校はテストの点数さえ良ければ進級出来るんだよ」
まじですか?まって本当にこの学校が心配になってきた
確かに授業出ないでいいなんて嬉しいけど
ん?でも、
「ちゃんと出てる人もいるよね?」
「多分そいつらは授業受けないとテストがやばいんだろ」
それ、重症じゃん
「じゃあ、ここにいるみんなは大丈夫なんだ?」
「当たり前だろ!」
「ま、陽介のお陰だけどな」
「確かにな」
「どういうこと?」
「ま、いずれ分かるさ!テストまで待っときな」
テストまでってもうすぐじゃん
「あ!そうだ!蓮ちゃんもう一人三年が居るって言ったよね?」
「うん」
「今日そいつが来るから」

