青い絆


なぜこうなった…

あたしは今ある人の足の間にいる

お腹に腕を回され、ギュッと抱きしめられる

ふと、上を見上げるとその人は嬉しそうな顔をしていた


こうなる前の数時間前


「こんにちは~」

「蓮!」

「グヘッ!」

女ではない声が出てしまった

扉を開けると湊君がタックルしてきた。
あの一件以来湊君はあたしになついてくれた。

「蓮!今日は遅かったな!」

あー、やばい…湊君の頭に犬の耳が見える
その耳が垂れて、可愛さが10倍になってる!

しかもしっぽまで見えてきた!めっちゃ振ってるよ!

「ごめん、少し寝るつもりが結構寝てた」

「そうか!今日は来ないかと思った!」

湊君がふにゃりと笑う

やばい!やばい!やばい!可愛すぎでしょ!

ギュッと抱きしめるのを耐えて、優しく湊君の頭を撫でる

すると湊君は嬉しそうなに笑う

「あらあら~湊はすっかり蓮ちゃんになついちゃってるね~」

「もの好きなやつもいるんだな」

「南どういう意味?!」

「湊、離れろ」

「嫌だ」

秋があたし、いや湊君を睨みながら言った