小学生の頃の俺は、毎日が楽しくて、とても幸せだった
「父さん!日曜日遊園地行こ!」
「そうだな、久しぶりに家族で出掛けるか!」
「わーい!」
俺と父さんの会話をキッチンから見ていた母さんは、優しく微笑んでいた
でも、そんな幸せは長くは続かなかった
「ただいまー!」
学校から帰りいつものようにリビングに行く
「母さん!今日のお…やつ…」
そこにはいつもとは違うリビングがあった。
テーブルの上にあった物は全てしたに落ち、花瓶は割れていた
カーテンもビリビリに破かれていた
「母さん…ど、うしたの?」
「湊…お父さん、出てっちゃた…」
出てった…何で?
「何で…?」
「あの人、浮気、してたの。今日その女の人の所に、行っちゃった…」
嘘だ…だって、今までずっと一緒に生活してたのに…
たくさん遊園地にも行ったのに…
俺は母さんが言った事を信じれないでいた
でも、ふとテーブルに目をやると、そこには離婚届けがあった
それを見た瞬間、ああ、父さんは本当に出てったんだと頭の中で理解した

