「ん…」
ゆっくり目を開ける。
「あれ?あたし…」
あ、そっか。湊君が怪我をしてあたしが力を使って治したんだった
ふと、左手に違和感を感じ、左に顔を向けると
「湊君?」
湊君があたしの左手をしっかり握りしめていた
ずっと側にいてくれたのかな?
あたしは湊君の柔らかそうな髪をそっと撫でた
「ん…」
「ごめん、起こしちゃった?」
湊君はあたしと目が合うと大きく目を見開いた
「起きた…やっと起きた!」
び、びっくりした。いきなり大声だすから
「あたしそんなに寝てた?」
「寝てたよ!二日間ずっと寝てたよ!もう起きないかと思った!」
「心配かけてごめんね?」
あたしはそっと湊君の頭をまたゆっくり撫でた
「あ、あのよ…」
「ん?」
「助けてくれて…あ、ありがとな」
「どういたしまして!」
「あと今まで冷たくしてごめん」
「いいよ。いきなり知らない人が仲間になると誰だって戸惑うよ。だから今までのことは忘れて、これからよろしくね?」
「おう!」

