兄さんと会長




「なんなんだ?この点数は」



どこが!どこがいい人なんですかこんな奴!!!



今は放課後。


会長に呼び出され生徒会室に来てみれば一枚の紙を渡された。


それを解けと言われ解いたらああだ。


なにが目的なんですの……。



うざったい顔で見下ろす会長に、ふいっと顔をそらす。



「ったく、こんな点数とってちゃテストも赤点当然だ」


「あたいは!授業に出てない!こんな結果当然ですわ」


「なに誇らしげにしてんだよ。赤点なんかとってみろ。お前の兄さんが悲しむぞ」



に、兄さん……!


確かに兄さんはこんな馬鹿な恋人は嫌かもしれませんわ……!



「んな顔してんじゃねぇよ。俺が教えてやる」


「致し方ありませんわ……」



はぁ、と溜息を吐く。



「致し方ないってなんだよ」



そう、睨みつけてくる会長に、身を縮こませた。