少しの沈黙の後。
分かった。
理解した……んだけど。
『なんでそんなに怒ってんの?』
今だベッドの上であたしを睨む雷華。
「はぁー。この事はパパ、ママ、お兄ちゃんしか知らない事なの。」
んー。
『じゃあ何で雷華知ってんのよ。』
一番の疑問をぶつけた。
「たまたまよ!たまたま!!」
怪しい………
「学校の帰りが遅かった日、あったでしょ?前の門が開いてなかったから裏から入ったの。そしたらヒガシの大御所で三人が話してるのを聞いちゃったの……」
『ほぅー。盗み聞きか!』
「そこかよ!!……まぁ、お姉ちゃんが知ってるって言うのは秘密ね?でもパパの事だから人の気配は感じてただろうし……足音もわかってたら!あたしだって気付いてたかもね。」



