「「麗華〜」」
『なんだよ、双子』
「おいおい!双子でくくるな!」
春夜と春十はお気付きの通り双子。
『なに?話しあんの?』
「実は」
「大事な事が」
改まってなんだよ。
「麗華は」
「総長たちがなんで麗華に執着してるのか」
「「知ってる?」」
知らねーよ。
「総長たちは、十六代目総長を」
「「探してる」」
「なんだとぉ!?」
『和彦、お前がそんなにビックリしてどーすんだよ。』
「すまん」
「で!十六代目の姫がその総長だって……」
『目星を付けてると……まぁ、良い線いってんじゃないの?』
「麗華!」
『なんだよ、咲』
「呑気な事言ってんな!」
『呑気も糞もねぇ、言ったろ?秘密はバレんだよ』
「麗華〜」
『じゃあお前らはいつも、辛えな?』
「どゆ事?」
『同じクラスの女が総長なのに、言えない辛さだよ』
「いや別に大丈夫だよ?」
『じゃあ、もう一つお前等にあたしの秘密を言う』



