あたしの部屋の前は 高校受験を控えている中学3年の妹の部屋だ。 ――トントン…… 『雷華?起きてるー?』 「………………」 返事ねぇ。 まだ寝てるのか? ――カチャ…… 雷華の部屋に入る。 布団を剥がして 『雷華ー。起きろよ。』 「ん………あ、お姉ちゃん。」 『そろそろ起きる時間ー。』 「わかった、ありがと。」 雷華の部屋を出て 向かうは次の部屋。 ――トントン…… 「「起きてるよー!!」」 『おー、そーか!着替えて出てきなー。』 「「はーい!」」