「麗華、教室行く?」

『いや、理事長室。』

「おう!じゃあ他の奴等に言っておくよ」


和彦と別れて

向かうは理事長室。

パパに毎朝寄るように言われている。


――ドンドン!!


強くドアを叩く。


「麗華か?入れー」


何だよ、分かってんのかよ。

面白くねぇー。

まぁこんな事するのあたししかいないか(笑)


『おはよーさん』


と言いながら理事長室に入る。


「お前よ、朝からうるせぇって!」

『ゴメンゴメン』

「何で棒読みなんだよ。」