雷華の店に着くと、知ってる顔がうじゃうじゃ。
お前ら……
『本当に来てくれたんだな!ありがとう!!』
ーーどうってことないよ!!
と優しい返事が聞こえた。
雷華には奥の方の席を確保してもらった。
『で?さっきの話の続き、聞かせてよ』
大前組の妻の事が気になってしょうがない。
「先ずは、大前組、若頭妻。本名清水玲子(シミズ レイコ)。」
「え?どっかで聞いたことある……」和彦。
「大前組は代々、妻が代理を務めています。ですから麗華は若頭代理、度々顔を合わすと思います。」
「そんな組あんだな~」咲
「その妻なんですが、麗華は『黒龍(コクリュウ)』という族を覚えてますか?」
『『黒龍』ねぇ。もしかして、名前変えた?"Black Dragon"に』
「はい。全国No.3。『龍神』とは同盟の関係です」
『それがどうした?』
「実は、清水玲子。そこの八代目総長だそうです」
ーーガタガタ!!



