「まぁいいわ!麗華、着替えるから先にお風呂に入って」


『………なんで?』


あたし帰って来たばっかだし。

それに風呂!?


『今日なんか大事なことでもあるの?』


ママの手には白が基調になっている着物が乗っていた。


『明らか、それあたしのだよね?』


「そうよ、今日は大事な集まりなのよ。だから」


だからって………


ま、逆らったら怖いから渋々風呂に入った。