「麗華、本気なのか?」


「靖の事はもう大丈夫なのか?」


「ちゃんと前に進めよー?」


『本気だよ、和彦。靖の事は封印するんだ、咲。前に進むためにだよ?春。』


一人一人に向き合って質問に答えた。




「靖って?」


四人の世界に入って来たのは、さっきまで黙ってた島。


『十六代目、副総長』


「え?副総長って和彦さんじゃないの?」


『和彦は副総長補佐』


「謎が深まりますね~」


何言ってんだよ真。



「まぁ、良い。俺はお前の本当の姿を一週間で探しだすからな!」