「姫さん、今日の昼に屋上へ……来ないと……」
『《来ないと》?行かなかったら何かあんの?』
「総長が」
『言ったじゃん。てめぇから来いって。』
取り敢えずその場を後にしたあたしら。
「ねぇ、麗華。総長怖いよ?」
『あたしは恐いよ?』
「そうだね!麗華なら大丈夫だよね?」
『お前ら何か知ってんのか?』
今あたしの話し相手は双子。
「実はさ、昨日本当は招集かかってて……」
『なんで行かなかった?』
「麗華の秘密知りたかった。」
『招集の内容は?』
「麗華の事らしい。」
『で?』
ここまでは春夜との会話。
「総長、麗華の事好きらしい……」
『はぁ!?』
「一目惚れらしい。」
『どうせ許嫁だから、良かったんじゃないか?』
「多分ね?"お前の情報一つも出てこねぇ"って言われると思うよ?」
『それはなー、あたしの情報の管理下が『登龍一家』にあるからな?』
「麗華いつ総長に正体明かすの??」
とここまでは春十との会話。
『だってよ?お前らどーする?』
話を和彦たちにも向ける。
「十七代目には姫一人でこいとは言われてないので俺たちも同行します。」
『ほぅ。春の言うとおりでもあるな。』
「そこで言うのか?麗華が十六代目総長って。」
「つーか、あいつら締めるためにもそろそろ明かした方が良いと思うけどなー」
「咲、それは少し……」
『バレてから話つけるのは面倒臭い気もするけど』



