あたしを真ん中にして歩く、 すると一人があたしらに気付く、 そいつが大声を出す、 道を開ける。 お決まりのパターンだ。 『うっぜー』 ボソッと呟くと、クラスメイトが凍った。 「オレ、レイカトオナジクラスデヨカッタ。」 棒読みで虎太郎が言った。 『ご、ごめん。怖かったか?』 「怖かったというより恐かった。」 『虎太郎くん?それはどういう意味かな~?』 口角を上げて虎太郎に言うと、顔が引き攣っていた。