「じゃ、さっさとご飯食べて学校行け!」
ママが張り切ってるんだけど
和彦達も"大御所"で食べてるみたいで
組員とのワイワイしてる声がリビングにも聞こえる。
「ママ、今日少し帰りが遅くなる」
雷華が朝の報告で言った。
「なんでだ?」
心配性の源太郎が聞く。
「もうすぐ、学校祭があってさ。あたし実行委員長だから。全体の責任者なんだよね」
『そうだったの?いつ?』
「まぁ、言ってなかったからね。再来週の土日!生徒と先生の間で葛藤してるよ」
雷華が目立つ事やるのなんて初めてなんじゃないか?
少し心配だけど、学校祭が成功する事を願うよ。
「でね?各クラスで来た人の人数を競うんだけど、皆来てくれる?」
ありゃ、雷華がお願いなんて珍しい。
『なに?誰が行かないって言ったよ(笑)クラスメイト連れてく。』
「本当に!?」
『できたらあたしの代の時の『龍神』メンバーも連れてこっかなー』
「そんなんだったら、兄貴の知り合い皆連れてく?」
「……娘の"危機"か……」
そこまで重大じゃないよ?
「招集かけまーす」
という事で、大人数で雷華のクラスに貢献する事になった。



