「どうしたんだよ、元気ねーぞ?」 「うーん……。悠、入っていいよ」 言われるがままにカーテンを開けて中に入る。 意外にも、声は元気が無かったけれど顔色は通常どおりだ。 「久しぶりだねっ……! 悠」 「ああ、中々来れなくてごめんな」 その理由を"部活"なんて言ったら愛夏は怒るのだろうか。 いつもどおりに嫉妬してくれるのだろうか。 あの幼い時のように。 「悠も、大変だね」 「お陰様で」 言葉が見つからない。 頭が部屋に入る前と同じように真っ白だ。