「悠真どーした? 顔色悪いよ?」 「え、そうか……?」 「うん」 そんなに体調悪そうに見えるのかよ、俺は……。 確かに少し悪いのだけれども。 「いや別に……」 言いかけた時だった。 不意に足元がガクン、となった。 ほら、膝カックンされた時みたいに。 そして、何だか良く分からないうちに自分の体が勢い良くグラウンドに叩きつけられた。 「悠真 !? 」 咲良のこの声だけが俺の耳に響き、そのまま何も分からなくなった。