女子は昔から一部を除いて嫌いだ。 だって少し目が合っただけでキャーキャー煩いし。 そんなことを考えながらボールを追いかけていると、ピーと試合終了のホイッスルが鳴った。 「休憩ー!」 キャプテンの声でみんながグラウンドから日陰へと散っていく。 この太陽のお陰で、今日もジリジリと焼けるように暑い。