「悠、勉強教えて……」 「はいはい」 今、愛夏は俺の家にいた。 別にいつもの事だから疚しい事とかは全く考えていない。 「これ、なんだけどさ」 「簡単だし。 ほらここ、こうすれば」 「本当だ……!」 母親が仕事で、その間1人にしておくと発作が起きないか心配だから俺の家に預けているという。