...向日葵と真夏の片想い*

 



走って走って、ひたすらに走る。


先生には無断だけどそんなこと言ってる暇なんてなかった。



だらり、とすっかり力が抜けている愛夏の腕を見てつい呟く。




「もう少し我慢しろよな、
……強いんだろ? 愛夏は」




俺達が小さい時に愛夏が言っていたことをふと思い出したから。