顔をあげるのが怖かった。 ……また、あの時みたいに。 公園で倒れたまま暫く目を覚まさなかったあの時みたいになってしまうのが嫌だった。 教室が少しざわめき始めている。 「ゆ……悠真 !! 愛ちゃんが……!」 咲良に呼びかけられる。 俺は、どうすればいいんだろうか。 気持ち悪いくらい頭の中がぐるぐる回っている。