そんなことを思っていると龍が俺の肩に腕を回してきた。 「まあまあそー怒らずにっ! 仲良く行きましょーぜ。ねっ?」 「は……はいっ」 「だからお前はいちいち愛夏に話を振るなよ、困ってるだろ」 親友……とはいえ龍には困ったものだ。 少しテンションが異常すぎる。 「ほらほら悠ちゃん、靴早く履き替えないと予鈴なっちゃうよ~?」 「分かったよ……」 龍にぐいぐいと背中を押されるままに靴を履き替えて教室に向かう。 勿論同じクラスの愛夏も一緒に。