次の日はとても快晴で、雲一つ無い青空だった。 鳥が鳴きながら空を飛んでいる。 「……はいはい。行ってきます」 「気をつけるのよっ!」 うちの母親は何かにつけて心配をする。 今日も愛夏の事を何故か心配している。 多分、きっと俺の心配性は母親譲りだと思う。