爽やか王子は悪魔のような人でした




それに比べて私はなにした?


もっと強引に謝ればよかったじゃん。誤解解けばよかったじゃん。


なのにそれをしなかったのは誰?


少し断られたくらいで勝手に傷ついて、
怒って、諦めた。



そりゃ、佐原さんを好きになるよね。



私が男でも、佐原さんを選ぶよ…。




「えっ、それ本当?嬉しいな。
じゃあ付き合って?」



もうなんだかこの場にいたくなくて、
私はその場を離れた。