希美と、分かれたあと
純菜と純菜の家に向かった。
隣を歩く、純菜の姿は
ひどく落ち込んでいるようだった。
でも、無理もない。
中学校の3年間、一生懸命勉強してきたのだから。
この日のために、頑張ってきたんだから。
家につくと、純菜は、いきなり
「ごめんね」っと一言。
「ううん、全然!
親友なんだから、あたりまえだよ」
「ありがとう」
家につき、
ピンポーン
純菜がインターホンを鳴らした。
「はーい」
「純菜だよ、開けて」
「あ、純ちゃんっ。ちょっと待っててね」
「うん」
ガチャ。っと
音を立ててドアが開いた。
その瞬間
純菜の目には、涙で溢れていた。



