幼馴染と甘恋っ!♡






家に着いて、熱があるとわかると


圭ちゃんは私の頭を優しく撫でながら、困ったように体温計を見た。




ごめんね、すごく。



だって圭ちゃんは、ただでさえ

私の面倒を見なくちゃいけなくて、精一杯なのに

熱なんて出しちゃったら、きっと呆れちゃうね。





課題だってある。

圭ちゃんは賢いから、いつもすぐに終わらせちゃうのに

きっと私が邪魔だから、あまり手をつけられないね。





私、圭ちゃんに迷惑かけてばかり。




「唯、薬どこにある?」





お兄ちゃんみたいに、なんでもしっかりできて

いつも優しくしてくれて



でも、同級生で、家族じゃなくて。





私たちの関係はすごく中間。