ぱちっと北野は目を開けた。
私が北野をまたいでキスしようとしてたから
また自然と上目遣いになる北野。
「どうしたの?」
「………」
北野は黙ったまま私を見つめて、そのあと「ううん、なんでもない」と笑ってまた目を閉じた。
…?
変なの。
「…ん…っ」
私がキスすると、北野はまた目を開く。
「何よ、さっきから」
「だって見たいんだもん、かなちゃんの表情」
北野は、私の背中に手を回して
おでこを私のおでこにコツンっと当てた。
「幼馴染だったら見れなかった、かなちゃんの照れてる顔とか
キスしてる顔、見たい」
………なっ…
「…キモいしね離せ消えろ」
「ツンデレかなちゃん?」
「デレねーよ離せ」


