「だから、クリスマスプレゼント」
北野はそう言って、立ち上がった。
そして、バッグからメガネケースを取り出す。
「かなちゃんの大好きな、萌えメガネの俺」
北野は半笑いでそう言って、黒縁メガネを装着。
「どう、萌える?かなちゃん」
そう笑う北野は、もう私の目には天使に映るほどカッコ良くて。
私は、バッと北野から目を逸らした。
「ちょ、ひどい〜」
「早く取って」
「やだ」
「取れ」
「やだ」
「取らないと割る」
「やーーだーーー!」
北野はそう叫んで、私の両手を掴んだ。
「かなちゃんの萌えてる顔、見てから」


