幼馴染と甘恋っ!♡





私はその手にハイタッチするように、自分の手を合わせる。



「…大きくなった」


「え、何、何してんの、わかんない」



「ほら、写真みて」



私がそう言って顎で写真の方を指すと、北野が振り返って「あーあ」と納得する。




「手、私より大きいよね」




「当たり前だよね」



「なんかさ、私だけ取り残されてるみたいでやだ。」




「何が?」



「手も大きくなって

身長も伸びて

それに伴って、どんどんかっこよくなって
モテるようになるし…



なんかやだな…」




「かっこいい?俺」



北野が私の言葉に、調子乗って聞き返してくる。





「かっこいいよ。めっちゃかっこいい」




でも私は、そんな調子乗れない。


こうやって北野といるだけで、本当はドキドキしてる。

かっこいいって言うのも、ノリなんかじゃなくて

本当は本当に思ってて、溢れるから。



迷惑かな。


北野は、私といたら楽だから

恋愛感情なんて邪魔なもの持ち込まないで

私が、幼馴染だから


だからこうやってクリスマス、誘ってくれたんだと思う。



でもひどいよ。私は


好きなのに、北野のこと。