海崎 圭介side>>





おおおう



おおう
おう




何だよそれ


色々ついていけないよ。




抱いてとせがむ唯に、攻められすぎて戸惑っていた俺に



生理中だということを明かす唯。





気持ちはわかった。


とりあえず唯は抱いてほしいらしい。




でも事情があって無理だよと、伝えたかったらしい。





な、なるほど…





言っといて放置みたいな感じなのね。




でも、こうやってちゃんと思いを口にする唯が堪らなく可愛い。






だから、もう満足といえば満足なんだけどね。






「…圭ちゃんは、ね…」





俺の服を握ったまま、唯が話し始める。




「…小さい時から…色々、我慢してきたと、思うの…




いつも、唯のこと考えてくれて…




自分を、最優先に…出来なかったでしょ…?」





「…そんなことないよ。」