圭ちゃんの部屋にいくと、先に部屋に行っていた圭ちゃんが
ブレザーをハンガーにかけて、ネクタイをスルスルッと外しているのを見た。
ドキッ…
…圭ちゃんが、男の子だなって思うたびに
胸がドキドキして、きゅんきゅんする。
「あ、唯。トイレ終わったの」
圭ちゃんは、小さく笑いながらそう言う。
「……うん…」
ベッドに座った圭ちゃんに合わせて、私も隣にひっついて座った。
「あのね、唯。
ずっと言おうと思ってたんだけど…」
圭ちゃんは、私を真っ直ぐに見る。
「相楽のことで、傷ついてたよね。
ごめんね」
…ビクッ…
ほのか…のこと…
私は思わずそのフレーズに、身を構える。
違うの…
今はちゃんと友達だよ、ほのかと。
だけど…
圭ちゃんの元カノでもあるから…


