俺がそう言うと唯は、やっと「…えへへ」と笑って
「…うんっ!」と頷いた。
すると唯は、自分のスカートに目をやって
また俺をみた。
「そうだね、着替えよっか。
スカートは帰るまでに乾くように洗濯しとくから…」
と、言いながら俺が自分のスウェットを取り出して唯に手渡すと…
「……唯?」
唯はそれをなかなか受け取ろうとしない。
「ん?どうしたの?」
俯く唯の顔を覗くも、赤くなって目を泳がすだけで
気持ちが読み取れない。
「じゃあ俺、一旦部屋でるから。
その間に着替えてね」
俺がいるから着替えないのだろうという結論に至った俺は
そう言って部屋を出ようとすると…
「…待って…っ、圭ちゃ…」
と、唯が俺の服の裾をつかんで止めた。


