「うぅ…、圭ちゃん…っ」
少し唇が離れたすきに、圭ちゃんの名前を呼ぶ。
「どうしたの?」
「はず、かしい…」
「見られてるの、恥ずかしい?」
圭ちゃんは、私の前髪を指で横にやりながらそう言う。
私は小さく首を振った。
すると圭ちゃんは少し首を傾げる。
私は、形のいい圭ちゃんの唇をみながら話し始めた。
「…だって…っ…
圭ちゃんはずっと幼馴染だったのに…
生まれてから、ずっと一緒なのに…
…キスしてるのが、すごく…っ…恥ずかしいんだもん…っ」
そう
何度も手をつないで
数え切れないくらい抱き合ったよ。
幼馴染だから。
でもね、
幼馴染だからこそ、キスはしたことがないから
そんな圭ちゃんと、キスしてるってことが
小さい頃からずっと一緒にいるのに
すごく、すごく変な感じがして
とっても恥ずかしいんだよ…


