シャーペンを置いた叶ちゃんがそう言って私の頭を撫でてくれる。
「じゃあさ、嫉妬させてみれば?」
ほのかがそう言って、私をみて意地悪そうに笑った。
「自分ばっかり妬いてるの悔しいじゃん。
海崎くんにも、嫉妬してほしくない?」
…圭ちゃんが…
…嫉妬?
「……そ、それ…すごく嬉しいかも…」
涙も一瞬で引っ込んで、そのことで頭がいっぱいになる。
「ていうかさ、もうキスしたの?」
…き、きききききす!?
「ししししししししし、してな…っ」
私は突然変なことを言い出す叶ちゃんにそう言おうとして、口を紡いだ。


