先生の呼びかけに目を覚ました北野は、不意に私のほうを見た。 「………っ」 あーもう、無理なんだってば …私、メガネ北野無理なんだよバカ 顔が見る見る熱くなっていくのが、手に取るようにわかる。 いつもうるさいキャラなのに授業中だけメガネとかふざけんな 萌えるだろ 私は北野から目をそらして赤くなった顔を隠すようにうつむいた。 「…ほんと、かっこいい…」 赤くなった頬を両手で隠して 1人で無意識に、そう呟きながら。