唯には聞こえないように会話して、そのあと 「そろそろチャイムなるし帰るねー」 と言って、ほのかは笑いながら手を振った。 一方の山崎は、少し気がかりそうにほのかの後ろ姿を目で追ってて。 「…ははーん。」 なるほどね。 ま、せいぜい頑張りな。 ほのかを振り向かせるのは至難の技だよ。 なんせ、崎は崎でも、山と海では格も人気も全然違うからね。ふっ。